映画の索引「ふ」

※下線の引いてあるタイトルをクリックすると詳細なレビューになります。

が付いている作品は10点満点。

「ファイト・クラブ」(1999年)

まずまずの出来。D・フィンチャーの一貫性ある演出が素晴らしく、世紀末感がハンパない(笑)。

「ファイブ・イージー・ピーセス」(1970年)

どうしようもない不満が、凄いエネルギーとなって溜まってるニューシネマの代表作。

「ファイヤーフォックス」(1982年)

PTSDに苦しみ、オドオドするスパイを描いた前半が最高。終盤のC・イーストウッドは一転して、ひたすらカッコ良い。

「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」(2016年)

マクドナルドを世界チェーンに急成長させたレイ・クロックの伝記映画。これは実に良く出来た傑作だ。

「ファーザーズ・デイ」(1997年)

コレだけのキャスティングをしておいて、こんな映画にしてしまうとは勿体ない。

「ファミリー・ツリー」(2011年)

これまでのG・クルーニーのイメージを完全に覆す好演。ハワイが舞台というのも、新鮮で良い。

「ファム・ファタール」(2002年)

これ、評判が芳しくなかったようだけど...結構、良く出来た映画だと思うんだけどね・・・。

「ファール・プレイ」(1978年)

これは凄〜く楽しいサスペンス・コメディ! 良質な映画なんだから、もうチョット、スポットライトを当ててあげて!

「フィクサー」(2007年)

期待してたほどの出来ではなく、全体的には不満の残る内容でした。。。

「フィッシャー・キング」(1991年)

意外にもT・ギリアムにとって、最も理想的なシナリオだったのではないだろうか?

「フィフス・エレメント」(1997年)

L・ベッソンならもっとエキサイティングな映画にできたはず。どちらかと言えば、アート感覚を楽しむ映画なのかな。

「54/フィフティー★フォー」(1998年)

いや、これはやっぱし...予想外の大熱演を披露したM・マイヤーズが凄いんですわ。。。

「15ミニッツ」(2001年)

オイオイ、デ・ニーロをこんな風に扱ったのは、この映画だけだぞ(笑)。

「フィラデルフィア」(1993年)

これは確かに訴求性が高い映画だ。これを観る限りでは、J・デミの映画監督としての力は確かなものだと思う。

「フィリップ、きみを愛してる!」(2009年)

奇抜なストーリー展開だとは思うけど、映画の出来があくまで及第点レヴェルですね。

「フィールド・オブ・ドリームス」(1989年)

神格化された部分もあるが、個人的にはそこまで出来の良い映画だとは思えない。

「フェイク」(1997年)

この映画のA・パチーノから、「枯れることの美学」を感じたのは僕だけ?

「フェイク シティ ある男のルール」(2008年)

そこそこ良く出来た映画だとは思うんだけど、悪い意味で中途半端さが残っちゃったかな。。。

「フェイス/オフ」(1997年)

何度観ても面白い、ハリウッドにおけるJ・ウーの出世作!

「フォエバー・フレンズ」(1988年)

女性同士の深い友情を描いたヒューマン・ドラマ。なかなかの充実度を誇る出来。

「42 〜世界を変えた男〜」(2013年)

全球団の永久欠番である背番号42を背負ったJ・ロビンソンの伝記映画。急逝したC・ボーズマンが素晴らしい。

「フォーリング・ダウン」(1993年)

「オイオイ、コーラを値切る程度で店をメチャクチャにするなよ!」というツッコミはしないで欲しい一作(笑)。

「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994年)

良い映画なんだけど、そこまで訴求力の強い映画だとは思わなかったけどなぁ。

「フォーン・ブース」(2002年)

緊張感みなぎる80分。映画の序盤ではイヤな奴だった主人公だけど、実は善人なのでは?

「不機嫌な赤いバラ」(1994年)

これは埋もれた秀作。S・マクレーンをキャスティングできたことも、大きく映画に貢献している。

「復讐捜査線」(2010年)

久しぶりのM・ギブソン出演作だというのに、この扱いの悪さが切ない・・・。

「ふたりの男とひとりの女」(2000年)

僕はそこそこ楽しめたけど、こういうコメディ映画を楽しめない人の気持ちも分からなくはない。。。

「普通じゃない」(1997年)

物足りない部分もあるが、当時のD・ボイルの勢いを象徴するかのような作品。C・ディアスのファンなら必見。

「フットルース」(1984年)

80年代を代表する青春映画ではありますが、個人的には今一つな結果・・・。

「フライト」(2012年)

これは“撤退する勇気”を描いた映画だと思うのです。

「プライド 栄光への絆」(2004年)

シリアスなドキュメンタリーとしては評価できるけど、残念ながら映画の作りがスポ根映画になってしまっている。

「フライド・グリーン・トマト」(1991年)

日本では明らかに不遇な扱いを受けた作品。頼むから、こういう映画も大切にしてやってくれ!

「フライトプラン」(2005年)

映画は終盤で安定感を失いますが、作り手の基本的なアプローチは間違っていないと思う。

「プライベート・ライアン」(1998年)

スピルバーグが描く、戦場のとてつもない恐怖。これは戦争映画の革命だ!

「プラクティカル・マジック」(1998年)

出来自体は良くありませんが、最悪な内容にはなっていない。

「ブラジルから来た少年」(1978年)

あまりに前衛的なサスペンス・スリラー。緊張感たっぷりの内容で、抜群の面白さを誇る一本。

「プラダを着た悪魔」(2006年)

そこそこ面白かったけど、ヒロインのA・ハサウェイとは対照的に、男性キャラクターに魅力がないぞ!(笑)

「Black & White/ブラック&ホワイト」(2012年)

もっとハッキリとアクション映画にシフトした方が良かったですね。これは悪い意味で中途半端。

「ブラック・サンデー」(1977年)

内容が内容なだけに、過激派が過敏に反応し、日本では劇場公開が中止となった伝説的作品。

「ブラック・スワン」(2010年)

N・ポートマンは凄く頑張ったけど、映画としてそんなに魅力的だったとは思えないんだけどなぁ〜。。。

「ブラック・ダリア」(2006年)

これはデ・パルマらしくない一作。もっと面白くできたと思うんだけど・・・。

「ブラックホーク・ダウン」(2001年)

これは圧倒的な迫力をもって描かれた見事な戦争映画。特に市街地でのヘリの墜落シーンが圧巻。

「ブラック・ライダー」(1971年)

この時代にしては珍しい黒人カウボーイを主人公にした西部劇。ただ、どこか物足りないかなぁ。

「ブラック・レイン」(1989年)

「こんなの日本じゃない!」って憤る人もいるだろうけど、これって『ブレードランナー』の番外編だと思えばいいんですよ(笑)。

「フラッシュダンス」(1983年)

ヒロインの描き方が気になるところはあるけど、ダンスに打ち込む姿が眩しい青春映画。

「ブラッド・ダイヤモンド」(2006年)

結構、いいところまで頑張った映画なんだけど、チョット全体的に欲張り過ぎたかな。散漫な印象が残りますね。

「プラトーン」(1986年)

もっと戦地での恐怖をしっかりと描いて欲しい。オスカー作品としては、物足りない。

「フランティック」(1988年)

映画の出来としてはそこそこだと思うが、あくまでR・ポランスキーの監督作という意味では、物足りない。

「ブリジット・ジョーンズの日記」(2001年)

とっても楽しい映画でした。とにかくR・ゼルウィガーの役作りが半端ぢゃなくスゴい!

「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(2004年)

期待してた続編だったのですが、これはブリジットの魅力が全く描けていないのが致命的・・・。

「ブリッジ・オブ・スパイ」(2015年)

これはスピルバーグのとても手堅い仕事。あまりコーエン兄弟のカラーを期待しない方がいいと思う。

「ブリット」(1968年)

伝説のカー・チェイスは素晴らしいが、それ以外は平坦な作りでチョット不満。ただ、S・マックイーンが抜群にカッコ良い!

「プリティ・イン・ピンク/恋人たちの街角」(1986年)

定番化された映画であるかのようで、実は定石通りにはいかない、少しばかり予想外な展開の青春映画。

「プリティ・ウーマン」(1990年)

世界的に大ヒットしたラブ・コメディの定番。確かにこれは良い映画で、ストーリーテリングが上手かった。

「プリティ・リーグ」(1992年)

野球に打ち込む女性を描いた良質なドラマだと思いますが、この邦題がまったく賛同できない。

「ブルーサンダー」(1983年)

安心のJ・バダムのブランドが描くスカイ・アクション。どこかメチャクチャだが、これは素直に面白い。

「ブルージャスミン」(2013年)

ここにきてW・アレンが新たな時代を迎えた作品。主演のK・ブランシェットの芝居も素晴らしい。

「ブルース・オールマイティ」(2003年)

これはひじょうにバランス感覚に優れた映画。こういう作品にこそ、ハリウッドの強さがある。

「ブルー・ストリーク」(1999年)

なかなか楽しませてくれる内容ではあるのだけれども、どこか残念に思える内容でもある・・・。

「ブルース・ブラザーズ」(1980年)

この壊れっぷりが最高に面白い。音楽映画の定番でもある大傑作!

「ブルックリン最終出口」(1989年)

これはとてもタフな映画。体調が良い日に観た方がいい類いの映画。

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」(2005年)

正直、しんどい映画だなと思い、あれやこれやと考えていたのですが、そもそもシナリオに問題があったのかも。。。

「プルーフ・オブ・ライフ」(2000年)

やや大味な内容だが、意外に良いシーン演出があったりする。

「フルメタル・ジャケット」(1987年)

覚悟を決めてください。この映画の前半45分は、あまりに過酷な時間だということを・・・。

「フル・モンティ」(1997年)

男性ストリップを題材にしたコメディ映画だが、実はチョットだけ教訓的な映画のかもしれない。

「ブレイクアウト」(2011年)

意外にもN・ケイジとN・キッドマンの初共演作。僕はそんなに悪い出来だとは思わないんだけど・・・。

「ブレイズ」(1989年)

あまり大きな話題となった作品ではないようですが、大人な映画として再評価の価値ある作品。

「プレイス・イン・ザ・ハート」(1984年)

とっても良い映画だと思うのですが、無駄なエピソードを詰め込み過ぎに感じる。

「ブレイブ」(1997年)

J・デップ初監督作。とっても重苦しい内容の映画だが、しっかりとした作りで好感が持てる。

「ブレスレス」(1983年)

R・ギアもV・カプリスキーの痛々しいまでの青春が炸裂。もっと映画の出来が良ければ、いいのに・・・。

「ブレックファスト・クラブ」(1985年)

80年代ならではの青春映画ですが、これを観て、「懐かしい」と思えることに価値がある。

「プレッジ」(2001年)

ヒットしなかったですけど、これは決して悪い出来の作品ではない。

「ブレードランナー」(1982年)

これは紛れも無い、光の映画である。

「フレンチ・キス」(1995年)

M・ライアン全盛期の頃の出演作品なんだけど、映画の出来は今一つ。

「フレンチ・コネクション」(1971年)

これは映画史上最も頭の良い映画であり、映画史にその名を残す傑作である。この映画との出会いは、衝撃的でした。

「フレンチ・コネクション2」(1975年)

確かに凄く面白い映画、だとは思うけど...前作の番外編としか考えられないかな。やはり話しは前作で完結している。

「ブロウ」(2001年)

実在のドラッグ・ディーラー、G・ユングの半生。これがT・デミの遺作になってしまったことが、ホントに残念だ。

「ブロークダウン・パレス」(1999年)

そこそこ楽しめる映画ですが、観終わった後、いろいろと考えさせられる・・・。

「プロジェクト・イーグル」(1991年)

相変わらずの楽しさではあるけど、少しずつ映画の作りが粗くなってきている気がする。。。

「ブロードウェイと銃弾」(1994年)

僕の中ではベストな出来とは言えないけど、確かにW・アレンらしい温かな秀作。

「ブロードキャスト・ニュース」(1987年)

これは全く非の打ちどころのない、ホントに良い映画ですね。特にH・ハンターが素晴らしい。

「プロフェシー」(2002年)

これは悪くないですよ。もう既に忘れられたような扱いを受けてるけど、まずまずの面白さ。

「フロム・ヘル」(2001年)

「原作読んだ方が面白そうだなぁ・・・」と観客に思わせてしまった時点で、この映画の負けです。

「フローレス」(1999年)

小じんまりとした映画ですが、これが予想外にも凄く面白かった!

「ブロンコ・ビリー」(1980年)

傑作だとは思わないが、この映画にC・イーストウッドなりの美学、そして創作スタイルの転換が感じられる。

「ブロンド・ライフ」(2002年)

厳しい言い方ですが、これは失敗作。もっとよく考えて映画を撮って欲しいんですけど。。。