2026年6月14日(日)

日本生命セパ交流戦3回戦

北海道日本ハムファイターズ vs 中日ドラゴンズ

<エスコンフィールド北海道>

チーム 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 得点 安打
12
12

【勝】 藤嶋 1勝1敗 【負】 福谷 0勝1敗

【本塁打】 細川9号(D),石川昂5号(D),レイエス13号(F),大塚4号(F),万波13号(F)

(審判) 球審:森口,一塁:岩下,二塁:石山,三塁:敷田

       

ふふふ、初めてダイヤモンドクラブ・シートに座りました。座席は4列目、さすがに凄まじい臨場感でした。

交流戦前半くらいまではチームの調子が今一つで、エラーも多くて投手陣も芳しくないという状況でしたが、
ここにきて9連勝。新庄政権になって初めての長期連勝になりました。ただ、この年の交流戦も傾向は変わらず、
ほとんどパ・リーグのチームが勝っちゃうので、これだけ勝ってもパ・リーグ内のゲーム差は全く縮まらない。
もはや、この交流戦は一つも負けられないというか、勝ち越しても普通に順位を落としてしまう可能性が高い。

こんな調子じゃ、さすがにやってられないですよね。ファイターズは交流戦優勝もかかってましたし、
日曜のデーゲームで天気が良かったんでルーフ・オープン・ゲームという条件の良さ。客入りは相変わらず上々です。

素晴らしい席でしたが、試合前のお楽しみということで食べ放題のビュッフェがあるレストランのある
地下1階へ行きましたが、座席は40分ということで回転が良いですね。口コミを読むと、このビュッフェ、
開業当時は評判が芳しくなかったようですけど、かなり改良されてきているようですね。さすがは“看板商品”(笑)。

まぁ、あまり期待し過ぎは禁物のような気がしますが、ランチとしては十分な感じかな。
ライブキッチンの大麦牛のステーキは美味しいし、何よりアルコール含めてフリードリンクはスゴいですね。
球団もこのダイヤモンドクラブ・シートを目玉にしたい気持ちがよく分かります。これからの球場の基準になりますね。

この他にもダグアウト・シートもラウンジのようになっていて、ここの食事も旨いらしい。
今度はダグアウト・シートも狙いたい(笑)。それぞれに良さがあるとは思いますが、ダイヤモンドクラブ・シートは
当然座席の場所の優位性が最上級ですが、あのラウンジは雰囲気を楽しむというか、ある種のステータスですね。

で、この日の先発はファイターズは1軍登録されたばかりの古林(グーリン)、ドラゴンズはベテランの涌井。
涌井のピッチングは生で見るのは、ロッテ時代以来10年ぶり。まもなく40歳らしいですが、いぶし銀のベテランですね。

途中で150km/hでてましたからね。力を入れて投げた球だと思うので、平均的には145km/hくらいですけど、
それでも失礼ながらも年齢を考えると、スゴいですね。相変わらず制球もしっかりしたもので、まだまだ衰えてません。
この日は調子が上向き加減のファイターズ打線につかまったイニングもありましたが、試合を作る能力はまだ十分。

まだまだ一線級に出来る能力はあると思いますので、これからも是非とも頑張って欲しいですね。

結果として、試合はドラゴンズの勝利でファイターズの10連勝はならずでした。まぁ、ファイターズ的には
勢いのついた交流戦だったので、そこまで気にする試合でもなかったのかもしれませんけど、勝ちたかったですよね。
2016年の日本一のシーズンも球団記録となる15連勝があってこそでしたから、大型連勝は必要でしたしね。
順位的にも負けていいとは言えないし、連勝が続いたままパ・リーグとの対戦に戻った方がそれは絶対に良かった。

とは言え、この試合はドラゴンズのナインの気合が半端ぢゃなかったですね。
なんとしてでも、エスコン3連敗は回避しなければならないという想いと、巷でウワサされていた井上監督の去就も
外野の雑音を消したいという一致団結した想いの強さを感じる試合でした。この日の勝敗を分けたのは、コレだと思う。

この試合のドラゴンズのチームの雰囲気は違ったように感じます。正直、試合前の練習はそんなでも無く、
むしろフリーバッティングも鋭い打球なく終わったり、守備練もミスがあったりしてましたけど、試合は違いましたね。

正直、先発の涌井も5失点ですからチームとしては勝ち試合のパターンではなかったと思うのですが、
この日は7回に細川と石川昂の2者連続ホームランで試合が決まりました。この日はファイターズ打線も
涌井から6回に大塚・万波の2者連続ホームランで追いついていただけに、試合の流れ的にはキツかったですね。
正直言って、福谷の続投の判断は難しかったと思うのですが、6回があまりに球数少なくいっていただけに
7回も続投という判断だったと思います。ただ、現地で観ていて気になったのは、6回も福谷の球が高かったこと。

これは結果論かもしれないけど、同点に追いついた場面だったのでここが運命の分かれ道だったのかな・・・。
まぁ、“外野”はどうとでも言えることですからね。とは言え、この試合を決められる失点になったことは確かでした。

ファイターズの先発の古林は、シーズン入る前にリリーフ待機を言い渡され、いざシーズンが始まると
上手くいかないから先発をやれと言われたりチョット可哀想ですけど、それでも鎌ヶ谷で先発調整する中でも
あまり結果がでてないうちに起用されましたからね。やっぱり、この日も球は速くは見えるけど、制球がイマイチ。
強い真っ直ぐを投げようとすると引っかけていたように見えるし、まだまだファームで調整が必要かなと思いました。

正直、この試合は古林が少なくとも5回投げてくれていれば、ゲーム・プランは出来たはずと思えただけに
あのまま投げさせていたら5点以上取られそうな勢いで、立ち直れなさそうな様子とベンチには映ったのでしょう。
(実際、この試合後に古林は再びファーム調整を命じられました)

古林の先発については、フロント案件だのなんだのって証拠のない憶測的な意見も数多く出てましたが、
僕は新庄監督も普通に期待しての先発起用だったのだろうと思います。ただ、その期待に応えられなかっただけ。
交流戦の優勝を狙うなら、一つも落とせないところだったので、北山でいくべきだったという意見もよく分かるし、
実際に僕もそう思っていました。ただ、新庄監督の頭の中では「先発はいくらいてもいい」というのがあるのでしょう。

実際、今年の不調は有原だけでなく、特に4月は伊藤も加藤も北山も達も調子が上がらず、
イマイチな登板が多くて2軍調整させたいと悩む投手も多かったと思います。ローテ組むのも大変だっただろうし、
そのうちにブルペンも苦しくなってきたものだから、先発の頭数は出来るだけ多くしたいというのが本音でしょう。

今年はそう完投にこだわっている感じもしませんが、少なくとも古林がローテの一角に入れるくらいの
力を示してくれれば、それはチームにとって大きいし、有原もそうですけど後半戦は必要になると思っているのでしょう。
その期待を込めての起用だったと思うので、それに応えられなかった古林自身の課題が大きいという印象ですね。

ただ、一つだけ言いたいのは古林も苦しい中身なりに立ち直れるか否かのポイントはあったと思う。
それは例えば2回の岡林のタイムリーの打球。サードを守った大塚が悪いわけではないけど、ポジショニングも含め、
ひょっとして上手いサードなら捕っていたかもと思える部分がなくはなかった。まぁ、強い打球なので仕方ないけど。

それと比べると、ドラゴンズは堅実な試合運びをしたのは事実だと思う。唯一は6回の涌井の続投の是非くらい。
そしてドラゴンズは中継ぎが良いですねぇ。この日は橋本・吉田の2人の左腕は良い球投げるなぁと思ってました。

個人的には、この日のドラゴンズで目を引いたのはキャッチャーの石伊ですね。リードはともかくとして、
バッティングは素晴らしいと思った。凡退した打席も結構良い内容。打撃型のキャッチャーというように見えました。
特にこの日は下位打線である石伊、田中の並びはイヤな並びでしたね。これが実を結んだのが2回の攻撃でした。

それから、評判の鵜飼。2番を打つには素晴らしい打力。体格も良いですが、クリーンナップを打てる打力がある。
8回の長打は万波の守備の問題もありましたが、ダメ押しの1点になったので良いところで仕事したという感じですね。

そんなこんなでドラゴンズの執念が実った試合です。日曜日の試合ということもあって、旅行ついでに来たと
思われるドラゴンズ・ファンが多かったですね。3塁側の応援団の人数も多くて、思いのほかアツい応援でビックリ。
ファイターズの応援団に負けじとばかり、大迫力の応援団でした。そして、人気のマスコット、“ドアラ”にも会えました。

一方のファイターズはレイエスの打撃はシーズン序盤と比べると、かなり良くなってきたことが分かりました。
打球音が他の打者とは違いますしね。あと、野村・大塚・万波も打撃の調子は悪くなく、打線は上向きと感じました。

ちなみにこの日は前述したように、ルーフ・オープン・ゲームだったのですが吹き込む風は結構強かったですね。
日差しは強く初夏の陽気ではありましたが、ずっと風に当たっていると肌寒いくらいでしたし、それを察したのか
6回くらいでゆっくりと屋根を閉めていました。閉めたら気温的には丁度良かったので、良いタイミングでしたね。

さぁ、ファイターズはこれからエンジン全開でパ・リーグとの対戦に戻って“頂点”を目指して欲しいですね。
現時点では上手くいかなかった補強とかもありますが、球団として本気で優勝を目指しているのは間違いなく、
それだけ昨シーズン、優勝を逃してしまったことは悔しかったということなのでしょう。今年こそは、良い秋を迎えたい。
中日ドラゴンズ
打撃成績 打率 打数 得点 安打 打点 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 岡林 .279 5 1 3 2 0 0 0 0 0 中安 左安 左越2 一邪飛 遊ゴロ
2 鵜飼 .287 5 0 2 2 1 0 0 0 0 空三振 三ゴロ 左安 中飛 右中2
3 左一 板山 .275 4 1 1 0 0 1 0 0 0 中飛 中飛 四球 右安 左飛
4 阿部 .267 4 0 0 0 1 1 0 0 0 中飛 四球 一邪飛 右飛 空三振
花田 .226 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 細川 .225 5 1 1 2 1 0 0 0 0 見三振 遊飛 遊ゴロ 左中本 二飛
6 石川昂 .277 4 1 2 1 0 1 0 0 0 三ゴロ 右飛 左翼2 左本 四球
7 村松 .246 3 2 0 0 2 2 0 0 1 四球 四球 空三振 三ゴロ 空三振
8 石伊 .272 4 1 1 0 1 0 1 0 0 左翼2 投犠打 三ゴロ 空三振 中飛
9 田中 .251 4 2 2 2 0 0 0 0 0 右翼2 中飛 中飛 右安
投手成績 防御率 イニング数 打者数 投球数 被安打 被本塁打 奪三振 与四死球 失点 自責点
涌井 5.40 5 0/3 25 89 10 3 5 0 5 5
藤嶋 1.78 1 3 9 0 0 1 0 0 0
橋本 0.82 1 4 16 1 0 1 0 0 0
吉田 0.54 1 3 17 0 0 2 0 0 0
松山 1.88 1 3 18 1 0 2 0 0 0
北海道日本ハムファイターズ
打撃成績 打率 打数 得点 安打 打点 三振 四死球 犠打 盗塁 失策 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回
1 水谷 .264 4 1 1 0 1 0 0 0 0 遊安 三ゴロ 空三振 中飛
五十幡 .213 1 0 0 0 0 0 0 0 0 遊ゴ失
2 水野 .295 4 0 1 0 2 0 1 0 0 投犠打 見三振 投ゴロ 空三振 中安
3 レイエス .329 5 1 2 1 1 0 0 0 0 二ゴロ 右中本 遊ゴロ 左安 空三振
4 野村 .260 5 0 2 1 2 0 0 0 0 中安 空三振 右安 一邪飛 空三振
5 田宮 .296 4 0 0 0 1 0 0 0 0 中飛 三邪飛 見三振 二ゴロ
6 大塚 .235 4 2 2 1 0 0 0 0 0 右飛 左安 右本 右飛
7 万波 .243 4 1 2 1 1 0 0 0 0 左安 捕ゴロ 左中本 見三振
8 中左 細川 .207 3 0 1 0 0 0 0 0 0 左安 三飛 遊飛
打左 マルティネス .077 1 0 0 0 1 0 0 0 0 見三振
9 奈良間 .248 3 0 1 1 2 0 0 0 0 空三振 左安 空三振
清宮 .220 1 0 0 0 0 0 0 0 0 三邪飛
投手成績 防御率 イニング数 打者数 投球数 被安打 被本塁打 奪三振 与四死球 失点 自責点
古林 7.50 3 2/3 20 74 6 0 2 3 5 5
河野 0.00 0 1/3 2 12 0 0 0 1 0 0
菊池 3.38 1 4 14 1 0 1 0 0 0
福谷 4.26 1 1/3 7 19 3 2 0 0 3 3
畔柳 2.25 1 2/3 7 30 2 0 2 0 1 1
山本拓 2.63 1 4 12 0 0 1 1 0 0