2015年8月16日(日)
イースタンリーグ公式戦
北海道日本ハムファイターズ vs 横浜DeNAベイスターズ
<札幌円山球場>
チーム |
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
8回 |
9回 |
得点 |
安打 |
DeNA |
0 |
4 |
2 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
7 |
12 |
F |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
6 |
【勝】 小林寛 2勝4敗 【負】 浦野 3勝1敗
【本塁打】 飛雄馬4号(DeNA)
(審判) 球審:大和,一塁:市川,三塁:岩下
![](baseball_22.jpg)
今季2回目の鎌ヶ谷ファイターズの北海道遠征。
今回はここ3年間は連続して来道している、横浜DeNAベイスターズを迎えました。
この日は試合開始2時間ぐらい前から、やや強めの雨が降ったりして、
グラウンド・コンディションなんかも心配だったのですが、時折、強烈な晴れ間がのぞいたりして、
なんとか無事、2年ぶりの鎌ヶ谷ファイターズの円山球場での開催は行われました。
円山球場は高校生のときに全校応援で何度か行きましたが、
凄まじい猛暑の昼に観戦させられたり、10月の冷たい雨が土砂降りの日に強行開催した試合を
見せられたりと、あんまり良い印象が無かったんですが、今となっては懐かしい球場でしたね。
釧路市民球場に行ったときも感じましたが、まだまだ昭和な空気が残っていますね。しっかりと(笑)。
が、しかし・・・(笑)。今日も前回、釧路で観戦したときと同じように見せ場なく、鎌ヶ谷ファイターズの完敗(笑)。
前日、稚内大谷球場で試合して、前日の試合終了後に札幌へ移動したのですが、
おそらく選手たちは空路での移動だったのでしょうが、スタッフは陸路での移動だったようで、
かなり大変だったことでしょうね。最近、話題の“DJチャス”も陸路で移動してきたようで、4時間30分かかったとか。
で、試合の本編はと言えば・・・
今年最後の鎌ヶ谷ファイターズの試合の観戦だったのですが、あまりに寂しい内容で残念だったなぁ(苦笑)。
2年前から年間2試合ずつ、鎌ヶ谷ファイターズの試合を観戦していますけど、
どうにも何を重点テーマとして取り組んでいるのか、サッパリよく分からない内容で、
少なくとも今日の試合を見る限りは、「この選手は面白いなぁ〜。早く1軍で見たい!」と思わせてくれる、
大きな収穫とも言える、期待のホープは見当たりませんでしたね。これは正直言って、前回の釧路の試合も一緒。
まぁ・・・極論、2軍の試合なんで、試合の勝ち負けはどうでもいいのです。
ただ個人的に何が残念って...同じようなミスを繰り返し続けていること。そして“作戦”を感じ取れないことなんです。
この辺は選手個人だけではなくって、ベンチワークから全て見直して欲しい。あくまで私が見た試合しか分かりませんが、
こんな調子では1軍で闘う戦力をしっかりと養生できているのか、とっても心配になってきてしまいます。
ハムは2軍にも営業面で力を入れていますが、もっと違う形で力を入れて欲しいですね。
少なくとも釧路の試合と、この日の試合の2試合を見る限り、育成が適正にできているのか、凄〜く心配になってきました。
そういう意味では、横浜DeNAベイスターズの選手の方が、
1軍で出場したら、面白い存在になりそうだなぁと感じられる選手が多かったかもしれません。
まぁ、DeNAはDeNAで関根、内村、荒波、下園と一軍でも十分に活躍できる実績を持った、
野手が数多く出場してましたし、かつて日本ハムにいた懐かしの加藤も元気に頑張ってました。
この日の鎌ヶ谷ファイターズの先発は、先日、札幌ドームでの1軍の試合で先発して、
2回9失点という大炎上をしてしまって、北海道移転後最多となる19失点という試合の契機を作ってしまった浦野。
いやはや、この日の浦野も全然良くなかったですね。あれでは、1軍には怖くて上げられない。
この日は一応、2回4失点で収まりましたが、ほとんどの打者に思いっ切り踏み込まれてミートされてます。
たまたま野手の正面に飛んだだけでアウトになったという感じで、変化球もほとんどコントロールできてません。
あの状態で1軍に上げたとしても、そう遠からじと先日の大炎上と同じような登板になってしまうでしょう。
まだ何回か調整登板と挟まないとダメですね。この日も当初からの予定だったのか、よく分かりませんが、
2回を投げただけで降板してしまいましたので、内容によっては1軍へのラスト登板だったのかもしれませんね。
続く榎下も鎌ヶ谷ファイターズでは先発ローテーションで回っているみたいですが、
あれでは苦しいなぁ。僕は榎下が先発タイプの投手だとは思えないのですが、相変わらずの制球難。
ショートイニングを全力で投げさせた方が、榎下の力をフルに発揮できるような気がするのですが、
この日投げた、3イニングはあまり良くなかったですね。飛雄馬に左中間スタンドへ運ばれてしまいましたし・・・。
打線はこの日はひたすら低調で、ほぼ見せ場なし(笑)。
横浜DeNA先発の小林寛は確かに良かったんですが、鎌ヶ谷ファイターズも助けてしまった面はあると思います。
6回にようやっと1点取りますが、堂々、2軍では4番の鵜久森のレフト前タイムリー。
1塁ベース上に立った鵜久森は、ここで貫録の代走交代(笑)。もう、フル出場すらさせてもらえないのだろうか?(笑)
2軍では4番の仕事だってできるのに、1軍に上がると、全くダメになってしまうのは、どうしてなんだろうなぁ・・・。
あとは、相変わらずの森本が気になりますね。この日は3三振に1併殺と、全く良いところなし。
2年前から見ていますけど、去年、少し打撃は良くなったと思ったのに、どうも元通りですね。
この日、一番の喝采を浴びたのは、凱旋登板になった道産子ルーキー、瀬川でしょう。
アナウンスされた瞬間、球場全体から拍手に歓声が大きく聞こえてきましたね。
瀬川以降のリリーフ陣は良かったですね。いつの間にか降格になっていた屋宜まで、ほぼ完璧でしたね。
横浜DeNAで目立った存在だったのは、4番手として登板した福地かな。
目の前が三塁側ブルペンだったので、彼の投球練習をジックリ見ていたし、
マウンドに上がってからも投球練習を見ていたのですが、コントロールがあまり良くなくって、
ほとんどストライクがいっていないように見えたのですが、いざ本番になる力強い球で抑え込んでいましたね。
あれだけパワーピッチングができるなら、1軍でも面白い存在になっていけると思います。
かつて、数々のプロ野球1軍の試合が繰り広げられた円山球場は、
未だ当時の雰囲気を残しながら、確実に生き残り続けていました。
イースタンの試合も毎年、必ずあるというわけではないのですが、まだまだ使い続けて欲しいと願っています。
とっても良い屋外球場なんで、今更、ナイター設備を設置しろとまでは言いませんが、
6月下旬から7月中旬ぐらいまでの、日照時間が長い時期の土曜日とかに、1試合だけでいいから、
1軍のデーゲームを組んで欲しいなぁ。思っていたよりも、グラウンド・コンディションも良くって、
まだまだ1軍の試合が十分にできる環境だと思います。調べたら、2009年6月以来、ずっと開催してないんですね。。。
まずはイースタンの試合を重ねることが条件なのかもしれませんが、
このまま埋もれてしまうには、あまりに勿体ない実に良い野球場だと思います。
横浜DeNAベイスターズ |
打撃成績 |
打率 |
打数 |
得点 |
安打 |
打点 |
三振 |
四死球 |
犠打 |
盗塁 |
失策 |
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
8回 |
9回 |
1 |
中 |
関根 |
.238 |
5 |
1 |
3 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
0 |
中安 |
右安 |
|
左安 |
|
左飛 |
|
空三振 |
|
2 |
二 |
内村 |
.251 |
4 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
一犠打 |
左飛 |
|
左飛 |
|
中飛 |
|
|
遊安 |
3 |
指 |
荒波 |
.254 |
4 |
0 |
1 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
三ゴロ |
中安 |
|
中飛 |
|
二ゴロ |
|
|
|
打指 |
柳田 |
.204 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
|
左邪飛 |
4 |
左 |
下園 |
.304 |
5 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
見三振 |
投ゴロ |
|
左安 |
|
|
投ゴロ |
|
遊ゴ併 |
5 |
一 |
赤堀 |
.243 |
4 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
1 |
|
左安 |
空三振 |
三ゴロ |
|
|
左飛 |
|
|
6 |
三 |
加藤 |
.269 |
4 |
2 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
中安 |
左安 |
|
二ゴロ |
|
左飛 |
|
|
7 |
遊 |
飛雄馬 |
.194 |
4 |
2 |
1 |
2 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
遊ゴ失 |
左本 |
|
空三振 |
|
|
空三振 |
|
8 |
捕 |
西森 |
.260 |
3 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
空三振 |
遊飛 |
|
左安 |
|
|
|
|
捕 |
岡 |
.242 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
遊ゴロ |
|
9 |
右 |
渡邉雄 |
.217 |
3 |
1 |
1 |
1 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
|
右安 |
右飛 |
|
見三振 |
|
|
四球 |
|
投手成績 |
防御率 |
イニング数 |
打者数 |
投球数 |
被安打 |
被本塁打 |
奪三振 |
与四死球 |
失点 |
自責点 |
小林寛 |
5.14 |
5 |
17 |
70 |
2 |
0 |
2 |
0 |
0 |
0 |
安部 |
3.60 |
1 |
6 |
22 |
2 |
0 |
1 |
1 |
1 |
1 |
大田 |
4.29 |
1 |
5 |
20 |
1 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
福地 |
2.91 |
1 |
4 |
18 |
0 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
平田 |
2.53 |
1 |
3 |
10 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
北海道日本ハムファイターズ |
打撃成績 |
打率 |
打数 |
得点 |
安打 |
打点 |
三振 |
四死球 |
犠打 |
盗塁 |
失策 |
1回 |
2回 |
3回 |
4回 |
5回 |
6回 |
7回 |
8回 |
9回 |
1 |
指 |
松本 |
.314 |
4 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
右安 |
|
左飛 |
|
|
右飛 |
中飛 |
|
|
2 |
遊 |
渡邉 |
.278 |
3 |
1 |
0 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
1 |
右飛 |
|
|
一邪飛 |
|
四球 |
|
見三振 |
|
3 |
右 |
淺間 |
.307 |
4 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
中飛 |
|
|
一ゴロ |
|
右安 |
|
空三振 |
|
4 |
左 |
鵜久森 |
.306 |
3 |
0 |
1 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
三ゴロ |
|
|
中飛 |
|
左安 |
|
|
|
走左 |
宇佐美 |
.320 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
|
四球 |
|
5 |
中 |
岡 |
.143 |
4 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
三ゴロ |
|
|
左翼2 |
空三振 |
|
投ゴロ |
|
6 |
三 |
高濱 |
.248 |
4 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
三ゴロ |
|
|
二飛 |
|
空三振 |
|
左安 |
7 |
一 |
森本 |
.219 |
4 |
0 |
0 |
0 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
見三振 |
|
|
空三振 |
|
見三振 |
|
遊ゴ併 |
8 |
二 |
太田 |
.232 |
4 |
0 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
二ゴロ |
|
投ゴロ |
|
中安 |
|
空三振 |
9 |
捕 |
清水 |
.215 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
|
|
中飛 |
|
|
三ゴロ |
|
|
|
打捕 |
大嶋 |
.216 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
1 |
0 |
0 |
0 |
|
|
|
|
|
|
四球 |
|
|
投手成績 |
防御率 |
イニング数 |
打者数 |
投球数 |
被安打 |
被本塁打 |
奪三振 |
与四死球 |
失点 |
自責点 |
浦野 |
5.06 |
2 |
13 |
39 |
6 |
0 |
2 |
0 |
4 |
2 |
榎下 |
5.04 |
3 |
14 |
56 |
5 |
1 |
3 |
0 |
3 |
3 |
瀬川 |
3.47 |
1 |
3 |
11 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
藤岡 |
5.66 |
1 |
3 |
12 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
金平 |
3.09 |
1 |
4 |
15 |
0 |
0 |
2 |
1 |
0 |
0 |
屋宜 |
1.11 |
1 |
3 |
3 |
1 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |