2013年9月25日 (水)

パシフィックリーグ公式戦22回戦

北海道日本ハムファイターズ vs 千葉ロッテマリーンズ

<札幌ドーム>

チーム 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回 9回 得点 安打
11
× 10 14

【勝】 ウルフ 9勝6敗 【負】 大谷 2勝5敗 【S】 武田久 2勝2敗29S

(審判) 球審:山路,1塁:秋村,2塁:福家,3塁:西本

          

前日の試合が今シーズンの見納めでは、なんだか納得がいかなかったので(笑)、
珍しく2日連続でドームへ足を運んだ。ドームまでの地下鉄に、あまり野球観戦っぽい乗客がいなかったので、
ドームがガラガラではないかと心配になりましたが、いざ蓋を開けてみたら、前日よりは数千人多かったようです。

結果...なんとか勝ちました(笑)。久しぶりに勝利の花火も見れて、まぁ満足したかな(笑)。

まぁそこまで熱狂的なハムファンじゃないんだけど、今シーズン、あまりに不甲斐ないシーズンだったから、
このまま北海道のハムファンが激減してしまうのではないかと、一応...心配してるもんですからね(笑)。
(北海道は熱しやすく冷めやすいスポーツファンが多く、コンサドーレ札幌が今となっては酷い状態なので・・・)

で、試合はと言うと...試合の前半からハム打線が“幕張の海坊主”こと、大谷を捉えて
4回までに大量10点を取ったもので、楽勝ムードだったのに終盤でウルフ、乾とつかまって、
8回に一気に5失点もしちゃったものですから、結局、武田久がセーブポイントを稼ぐ展開になってしまいました。

ハムの先発ウルフは、抜群の出来という感じもしなかったんだけれども、
ロッテ打線も湿っていたせいか、8回までスイスイと投げてしまった感じ。

オマケにこの試合で4回に井口がデッドボールを受けて負傷退場し、
前日の試合でも途中交代していた角中が腰痛の影響で再び途中交代、里崎、今江も負傷交代と緊急事態だ。
今は2位をかけてのCS争いの真っ只中ですので、この故障者続出の事態はホントに大変だ。

今日の継投で言えば、2番手の乾がとても残念だった。
別にこういう試合なので、若手投手にチャンスを与えるのは悪いことだと思わないけれども、
何度もチャンスを与えている乾であれば、前のカードまで1軍にいた斎藤勝をもう少し見たかったなぁ。

で、乾は乾で一体、何のためにこの試合の大差リードしている状況で
2番手投手として登板するチャンスを与えられたのか、ホントに理解しているのか?と疑いたくなる不甲斐なさで、
カウントをとりにいく球の高さがことごとく甘い。球にも力が無い印象が強く、調子は良くなさそう。
でも、今の乾であれば、調子がどうのなんて言ってられないはずだ。これだけチャンスを与えられているのだから。

個人的には岡田に打たれた時点で交代でも良かったと思う。
それぐらい乾にはベンチも緊張感を与えて欲しいし、左打者3人と対戦して、2本ヒット打たれるというのは寂しい。

本来的には、この試合、10点取った時点で精神的に楽に試合を進めて、
確実に勝ったなきゃいけない試合だったのに、3点差まで追い上げられたことによって、
ブルペンも慌てさせられたし、特に宮西なんかは登板間隔が空いていたので、使い易い試合だったはずだ。
何故、あそこまでして乾にこだわって続投させたのか、正直言って、意図がよく分からなかったですね。
増井が抑えたから良かったものの、あれで追いつかれたり、逆転されたりしていたら、試合は壊れていただろう。

4回は久しぶりにハム打線がつながり、打者一巡の猛攻で一気に7点を取りましたが、
特に良かったのは中島の浅いセンターフライで、三塁走者の近藤がタッチアップし、見事に生還したとこ。
近藤の足が速いってイメージは無かったけれども、若手選手のああいうチャレンジは素直に嬉しい。

併せて言うと、しばらく不振だった4番アブレイユのマルチヒットは光明かな。
特に4回のタイムリーは当たりも強く、久しぶりにアブレイユらしいヒットだったかな。

でも、相変わらずの中押しが無いんだよなぁ・・・。
ホントにチーム状況が良くないときは、2回の3得点だけで終わって、終盤に逆転負けしちゃうんだけど、
この試合は珍しく、4回に大量7得点があったから逃げ切れたようなものの、ここで攻撃が終わったために、
結果的に3点差まで追い上げられ、正直、ベンチは結構、慌てたと思いますね。

ちなみにこの日は、名護キャンペーンだかで、名護の市長が北海道まで来て、
沖縄旅行のPRをやって、更に始球式まで務めていましたが、来場者に沖縄旅行チケットや北海道〜沖縄、
往復航空チケットを抽選でプレゼントするなど、随分とサービスする日でしたが、当たらず残念(笑)。

しかし、ロッテの応援は相変わらず熱い(笑)。
この日も最初の根元の打席から、いきなり白いタオルを一斉に振り回して(試合開始のテーマ)、地声で大応援。
思わずロッテファンの応援の迫力に、、目が釘付けになってしまいましたわ(笑)。

ロッテファンと思わしき人たち、秋の冷える夜長に札幌ドームのチケット売り場で
シート敷いて翌日までキャンプみたいなことをしているのか、異様な雰囲気でしたが、
さすがはCS懸ってるチームは、応援も力の入り具合が違いますねぇ〜。

何はともあれ、今年の見納めとしては、とりあえず納得できる試合でしたね。
どの道、今シーズンはもうBクラス間違いなしなので、あとは来季以降につながる試合展開を期待します。
千葉ロッテマリーンズ
打撃成績
打率
打数
得点
安打
打点
三振
四死球
犠打
盗塁
失策
1回
2回
3回
4回
5回
6回
7回
8回
9回
1
根元
.267 4 0 0 0 1 1 0 1 0 四球 右飛 遊ゴロ 空三振 二ゴロ
2
中左
荻野貴
.279 4 1 1 0 0 1 0 0 0 遊ゴロ 左飛 三ゴロ 左安 四球
3
井口
.292 0 1 0 0 0 2 0 0 1 四球 死球
福浦
.235 3 1 3 0 0 0 0 0 0 中安 右安 中安
4
今江
.318 2 0 1 0 0 0 0 0 0 三ゴ併 右安
走三
細谷
.217 3 2 1 0 1 0 0 0 0 三ゴロ 右安 空三振
5
角中
.290 3 0 1 0 0 0 0 0 0 三ゴロ 遊安 二直
伊志嶺
.220 2 1 1 2 0 0 0 0 0 左中2 一ゴロ
6
サブロー
.241 2 0 0 1 0 0 0 0 0 右飛 二ゴロ
岡田
.260 2 1 1 1 0 0 0 0 0 三邪飛 左安
7
ブラゼル
.273 3 0 1 2 0 0 0 0 0 中安 右犠飛 三邪飛 二ゴロ
8
鈴木
.272 4 0 1 1 0 0 0 0 0 一ゴロ 遊ゴロ 二ゴロ 左安
9
里崎
.233 2 0 0 0 0 0 0 0 0 投ゴロ 左飛
江村
.174 1 0 0 0 0 0 0 0 0 三ゴロ
打捕
金澤
.188 1 0 0 0 1 0 0 0 0 空三振
投手成績
防御率
イニング数
打者数
投球数
被安打
被本塁打
奪三振
与四死球
失点
自責点
大谷 6.99 3 0/3 20 70 8 0 0 3 6 6
上野 2.95 2 11 33 4 0 1 0 4 2
中郷 3.31 2 9 34 1 0 0 2 0 0
服部 3.33 1 4 14 1 0 0 0 0 0
北海道日本ハムファイターズ
打撃成績
打率
打数
得点
安打
打点
三振
四死球
犠打
盗塁
失策
1回
2回
3回
4回
5回
6回
7回
8回
9回
1 .283 2 2 0 0 1 3 0 0 0 遊ゴロ 死球 四球/ 空三振 四球
2 杉谷 .174 4 1 2 1 0 1 0 0 0 遊ゴロ 四球 捕安 中飛 右安
3 二一 西川 .280 5 1 3 4 0 0 0 0 0 中安 中安 右翼2 一ゴロ 一ゴロ
4 アブレイユ .285 5 0 2 2 0 0 0 0 0 右安 遊飛 左安 一邪飛 一ゴロ
飯山 .154 0 0 0 0 0 0 0 0 0
5 小谷野 .277 5 1 2 0 0 0 0 0 0 遊ゴロ 中安 右安 右飛 二ゴロ
6 佐藤 .244 3 1 1 0 0 0 2 0 0 中安 投犠打 犠打失 三飛 右飛
7 近藤 .167 3 2 1 0 0 1 0 0 0 左安 左飛 三ゴロ 四球
打指捕 鶴岡 .303 1 0 1 0 0 0 0 0 0 中安
8 大野 .251 4 0 1 2 0 0 1 0 0 投犠打 右飛 左翼2 二ゴロ 三直
武田久 - 0 0 0 0 0 0 0 0 0
9 遊二 中島卓 .253 3 2 1 1 0 0 0 1 0 二ゴロ 遊安/中犠飛 遊ゴロ
投手成績
防御率
イニング数
打者数
投球数
被安打
被本塁打
奪三振
与四死球
失点
自責点
ウルフ 3.05 7 1/3 32 104 8 0 1 3 6 6
6.65 0 1/3 3 10 2 0 0 0 1 1
増井 3.84 0 1/3 1 3 0 0 1 0 0 0
武田久 1.99 1 5 23 1 0 1 1 0 0